人生ドライブ
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いっしょに笑って、いっしょに泣いて 10人の子どもと生きる、岸さん夫婦。何があっても前を向く21年間を追い続けたドキュメンタリー
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いっしょに笑って、いっしょに泣いて 10人の子どもと生きる、岸さん夫婦。何があっても前を向く21年間を追い続けたドキュメンタリー
5月21日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開 4月29日(金・祝)より[熊本]Denkikanにて先行上映 5月21日(土)よりポレポレ東中野ほか全国順次公開 4月29日(金・祝)より[熊本]Denkikanにて先行上映
絶賛コメント到着

Trailer

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作品について

熊本県民テレビ発「NNNドキュメント」にて大反響を呼んだ7男3女・大家族21年間の密着取材から生まれたドキュメンタリー 熊本県民テレビ発「NNNドキュメント」にて大反響を呼んだ7男3女・大家族21年間の密着取材から生まれたドキュメンタリー

熊本県宇土市で暮らす岸英治さんと信子さん夫婦には7男3女、10人の子どもがいる。
映画から溢れ、みえてくるのは10人の子どもたちへの愛情や暮らしの工夫。
その中のひとつ、岸家には月に一度、自分が生まれた日にお父さんかお母さんを独り占めできるという、子どもにとって大切な日であり、大家族・岸家ならではの約束がある。同時に英治さんと信子さんは忙しい日々の合間を縫って2人でドライブをすることも。60代を過ぎた今でも、お互いを名前で呼び合い、他愛のない会話の中には、長年連れ添う夫婦だけの穏やかな時間が流れる。

そんな家族を襲った、自宅の全焼、2016年の熊本地震、緊急入院…次々と困難に見舞われても、時にはふたりで、また時には家族で乗り越えてきた。2000年頃から、岸家の生活を21年にわたり寄り添うように取材をしたのは地元“熊本県民テレビ”。「NNNドキュメント」にて話題となったTVドキュメンタリーを開局40周年を記念して劇場上映に向け再編集し、初の映画公開に挑んだ。ナレーションは2児の母である女優の板谷由夏が務めた。コロナ禍の今だからこそ、岸さん夫婦の暮らしや子どもたちへの接し方からは、普段見落としがちなすぐそこにある幸せに気づくヒントが見えてくる。
人生ドライブ、終点はもう少し先。

熊本県民テレビとは

1982年4月1日に開局。熊本県内では他局に先駆け夕方の情報ワイド「テレビタミン」を1997年にスタート、その後もリニューアルを重ねながら現在は「てれビタevery.」として、長年、熊本県民に親しまれている。年度視聴率は14年連続三冠王を継続中(2021年度終了時)で、日本で唯一の「県民テレビ」として、くまもとファーストを掲げ地域に密着した番組制作や事業に取り組んでいる。2022年4月、開局40周年を迎えた。

NNNドキュメントとは

[日本テレビ系 毎週日曜深夜24:55~放送]
1970年1月に放送が始まった日本テレビ系29局が制作する報道ドキュメンタリー番組。2020年には番組50年を迎え、制作本数は2500本以上。日本テレビでは「3分クッキング」「笑点」に続く3番目の長寿番組で、「文化庁芸術祭大賞」「日本民間放送連盟賞最優秀賞」「放送文化基金賞本賞」を受賞するなど、品質にも定評がある。災害、過疎化・高齢化・原発事故といった日本が抱える様々な課題に目を向けるとともに、人々が生きていく、その生き様を見つめてきた。制作がキー局だけではないことも大きな特徴で、地域密着の取材力を生かした番組を制作している。

岸さん家族紹介

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父・英治 父・英治
母・信子 母・信子
永柄ミツ子 永柄ミツ子
長男・英智 長男・英智
二男・天童 二男・天童
長女・麗花 長女・麗花
二女・愛実 二女・愛実
三男・息吹 三男・息吹
三女・種恵 三女・種恵
四男・大我 四男・大我
五男・日向 五男・日向
六男・一心 六男・一心
七男・不動 七男・不動
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staff

監督/城戸涼子

1979年生まれ、福岡県出身。2002年4月、熊本県民テレビに入社し報道記者としてキャリアをスタート。2005年に制作に配属が変わり、企画・撮影・編集を初めて1人で担う中で映像の奥深さを知る(まだまだ勉強中)。2006年、汚染された血液製剤でC型肝炎に感染した患者たちが国を相手に起こした「薬害肝炎訴訟」の原告を追い、ドキュメンタリー番組を初制作。「ひとの人生にふれること」に魅力を抱き、その後は災害や過疎問題のほか福祉や政治、鉄道など様々なジャンルで20本以上のドキュメンタリー番組制作に携わる。岸さん家族の取材は2006年から2年間担当したが職場異動に伴い一旦外れ、2019年に再担当。現在はローカル情報番組「てれビタevery.」のニュース編集長として日々起こる熊本の出来事と向き合う傍ら、小さなデジカメを持って岸さんの取材へ足を運ぶ日々を送っている。今回の映画が初監督作品。

コメント

私が会社に入る前から先輩方がつないできた岸さん家族の21年の映像には、英治さんと信子さんが大切にしてきたことが詰まっています。この作品がご覧になった方それぞれの人生や大切な人のことを見つめるきっかけになれば、これほどうれしいことはありません。

ナレーション/板谷由夏

板谷由夏

1975年生まれ、福岡県出身。1999年、映画『avec mon mari』に出演し、女優デビュー。その後、ドラマ「パーフェクトラブ!」を皮切りに、数多くのドラマ、映画に出演。2007年からは日本テレビ「NEWS ZERO」に出演し、2018年までの11年間、キャスターを務めた。また、現在は映画の魅力を伝える情報番組WOWOW「映画工房」でMCを務めるなど、マルチに活躍。2児の母であるとともに、自身が立ち上げたファッションブランドのディレクターも務める。
1999年 第21回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞(『avec mon mari』)
2005年 第60回毎日映画コンクール 女優助演賞(『運命じゃない人』)
2007年 第22回高崎映画祭 最優秀助演女優賞(『サッド ヴァケイション』)

コメント

今回ナレーションを担当させていただきました板谷由夏です。
この作品は、涙なしには見られませんでした。岸家の愛にあふれた家族の生活を見ることで、『家族とは?』『子育てとは?』というものを改めて考えさせられるものになっていると思います。そして自分の生活にも「取り入れたい!やってみよう!!」と思うアイデアもたくさん詰まった内容でした。
スタッフさんたちが20数年かけて追いかけてきた岸さん家族の姿を通して、今の時代だからこそ、人とのつながりや愛を感じとっていただけたらと思います。

プロデューサー/古庄 剛

1978年生まれ、熊本県出身。2002年4月、熊本県民テレビ入社。以来技術、編成、制作、営業など6部署を経験。2004年「水は今、人が守り育てるもの」、2005年「海の森」で日本民間放送連盟賞の統一キャンペーンスポット部門「優秀」を2年連続で受賞。2009年4月熊本ローカル番組「ココSmile」を立ち上げ、2011年4月「サタデココ」、2020年4月「サタココ」としてリニューアルを手掛ける。このほかLINE LIVEでの独自番組配信やタイのテレビ番組制作なども企画、制作。2019年1月ラジオドラマ「愛のカイソウ電車」を企画、脚本、プロデュースし、シリーズ3作品を制作。その後、映像化してYouTubeチャンネルで配信中。

構成・編集/佐藤幸一

東京都出身、1972年日本映像記録センター入社。23歳で30分番組編集デビュー以後、500本以上のドキュメンタリー番組制作に携わる。1978年「すばらしい世界旅行『大アマゾンの生と死』でギャラクシー特別賞を受賞した他、シリーズ作品で国内外多くの賞を受賞。1996年のNNNドキュメント「破壊される海」でギャラクシー大賞、2015年「南京事件」では石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞など受賞した。2019年「山懐に抱かれて」は構成・編集を担当、文化庁芸術祭賞優秀賞などを受賞しその後映画化された。2022年度「たゆたえども沈まず」では芸術祭大賞を受賞。

撮影・編集/緒方信昭

1966年生まれ、熊本県出身。1990年西日本映像株式会社(現KKTイノベート)入社。熊本県民テレビで報道カメラマンとして日々のニュースや番組などの撮影・編集を担当し、世相や人間模様を見つめている。「NNNドキュメント」はじめ、30本あまりのドキュメンタリー番組で撮影・編集に携わり、水俣病やハンセン病、赤ちゃんポストなどのテーマを担当した。1999年「年間企画 21世紀に遺したい風景」では熊本県民テレビ5人のカメラマンで熊本の昔ながらの原風景を映像と音で表現し、日本テレビ技術賞奨励賞受賞。またNNNドキュメント「裏切りの海 養殖フグとホルマリン」(2003年・撮影担当)でギャラクシー賞テレビ部門奨励賞受賞、「ゆりかごは問いかける 赤ちゃんポストの1年」(2008年熊本ローカルで放送・撮影担当)はギャラクシー賞テレビ部門選奨賞を受賞。